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2008年8月 2日 (土)

■生きる事

 生きる事は、きっと死なない事と同義ではない。生きることは前に進む事だ。
間違ってていてもいいから前に一歩踏み出すことだ。これまでの生を通じて
僕がたどり着いた微かな感覚である。
 もう一つ、これは全ての人にきっと言えることなんだろうと思うが、人は子供の
為に生きるのである。自分の子供を立派な人間、恥ずかしくない人間に育てる事、
これは人間の後半生における、「生きる事」とほとんど同義であると思う。
 自分の親がしてくれたように、自分の子供を、同じく恥ずかしく無い人間に育てて
いる所を見せてあげる事も「親孝行」の一つの形にきっと違いない。

 母親と違って、男親が子供にしてあげられる事は限られているし、そうあった方が
きっと良い。極端な話、男親は頑張って働いて、家に金を入れ、父親ここにありと、
家族に示すだけで良い。「お父さんは頑張って働いている、そして怒るととても怖い」
そう子供達が思ってくれれば、男親としては万々歳である。
まあ前半部分がなかなか子供には伝わらないものだし、自分からそういう事を説明
するなど、男のすることではない。

 話は変わるが、冒頭に述べた「前に進むことが生きること」という到達点に対して
共感される方はきっと多いと思う。しかし、その考えそれこそが我々人類をやがて
滅ぶ方向に向けていると、僕は思っている。
 昨日より今日、今日より明日の方が良くなる、という風に上を向いて歩いて来た
20世紀だったと思う(それ以前も当然そう)。しかしそういう向上の精神こそが今
皮肉にも我々人類の存立基盤である地球環境を、我々が継続的に存続できない
状態に追い込んでいるような気がしてならない。
 「稼ぐに追いつく貧乏無し」の時代は終わり、今世界では、全世界のGNPの数十倍の
金が流通している。人類は金に支配されてしまったのだ。先物取引のような例を引く
までもない、身の回りを見てみればすぐ分かる。テレビ番組で「豪邸拝見」的な番組を
5分程度見てみると、必ずといっていいほど、「これおいくらですか?」という質問が
出てくる。要するに金に置き換えないと価値が分からないのである。
 良いものは良い、悪い物は悪い、それが真理だと思うのだが、高いから良い、高い物を
所有しているからすごいという感覚、これも金に支配されている証拠の一端であると
僕は思う。
 金が正義、「お金を稼いで何が悪いんですか?」・・・どこかで聞いた台詞である。
「お金で買えない物はない」・・・これもどこかで聞いた。
 お金で買えない物は存在するし、お金を稼ぐのは本来卑しいことだ。日本人は
この感覚を、昔は身につけていた。お金を稼ぐのは卑しい事だなどというと、反論する
向きもあるかもしれない、「それは綺麗事だと」
 しかし考えてみれば、生きることそれ自体が「卑しい事の連続」ではないか?
腹が減って、生き物を殺し、食べて、糞をたれる。卑しい事なのだ。だけどしょうがない
のだ、では、卑しい事を苦しんで認めようではないか。
 生きることは卑しい事、金を稼ぐのは卑しい事、だけど子供達を生き延びさせる為には
他に方法がない、だから生きるのだ、稼ぐのだ。こう飲み込んでみてはどうだろうか?
 卑しいことをするのだから、最低限度しか許されない。即ち「足るを知る」という事である。
 一方では、働く機会も無い、働いても食うや食わずであるという人達も確かにいる。
グローバリゼーションの副産物である。日本人はそれなりにうまくやってきた、そこに
「グローバリゼーション」という黒船がやってきて、金が全て、安けりゃいい、という風潮を
作り上げてしまった。その結果が今の日本経済の状況である。大手と呼ばれる企業で
すら、顧客の業務の請負を検討し始めている、こうなるともはや「共食い」である。
日本経済は再び、自国民を食べさせることができない状況になって来ている。

 だからといって残念ながら世界に「ユートピア」は存在しない(漫才界にはいたが)
ではどうすれば良いのか?
 残念ながら我が国は資源を持たない国家である。そしてもはや「グローバリゼーション」は、世界標準となってしまった。発展途上国は本当に発展し始めてしまった。
英国は狡猾な新しい形の植民地政策を構築し始めた。米国は基軸通貨の力を最大限に利用して自国の借金を債権として世界に売りつけ、身の丈に合わない程の繁栄を継続的発展に繋げようとした。
 我が国の生き残る道は?そう「生き残る道」は?Survive or notである。
根本的な解決ではないが、一つは「農業の地位向上」であろう。農家という職業が経済的に良い職業であるという状態を作る必要がある。日本の農産物がいかに安全か、いかにきちんと農薬使用が厳密に管理されているか、我が国は世界にきちんと発言すべきである、そして世界にマーケットを拡大するべきだ、この取り組みは既に生産者側において始まっている。100年の計とまでは言わないが、せめて10年の計ぐらいは農水省、経産省、財務省が共有して欲しいものである。
 権力なんかどうでも良いと言い切れる、真の憂国の士が現れて欲しい。
現に生産者が世界の見本市に赴いて、自分達の作った農作物を売り込んでいるのだから、せめて彼らの旅費や宿泊費を補助してあげても、誰も怒らないと僕は思う。
それが我が国が生き残る道の一つに違いないのだから。

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コメント

こんにちは はじめまして
突然失礼します。
いつもお店には寄らせていただいていますが、はじめてこれをしりました。
あさのおやきの あんはサイコーにおいしいhappy01

何時までも長く 長くやりつづけてくださいscissors

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